Japanese Circulation Society International Training Center, Kyushu Regional Office
■ 心停止を予防し、蘇生率を改善させ、その後遺障害を軽減すること ■
現在わが国では、心肺停止状態で救急搬送される患者さんが、一年間で10万人を超えています。そしてその原因の半数以上が循環器疾患(心臓や血管の病気)だと言われています。このため日本循環器学会(Japanese Circulation Society: JCS)では、その使命として上記の【我々の使命】を掲げ、地域の救命率を高めるために心肺蘇生法講習を開催しています。心肺蘇生法は国際的なコンセンサスに基づいて各種団体がそれぞれの講習を行っていますが、我々はアメリカ心臓協会(American Heart Association: AHA)と提携し、AHAの国際トレーニングセンター(International Training Center: ITC)として心肺蘇生法実習コースを開催しています。これらのコース(BLS/ACLS)は循環器学会の会員(医師)のみならず、どの診療科の医師でも受講可能です。また看護師さん、薬剤師さん、救急救命士さん、検査技師さんなど、医療従事者であればどなたでも受講していただけるコースです。医療従事者以外の方にもハートセイバーAEDコースやファミリー&フレンズコースを適宜開催しています。
受講風景を見るアメリカ心臓協会 心肺蘇生法講習
我々は心肺蘇生法についての各種コースを開催しています。 医療従事者向けにはBLS/ACLS/ACLS-EPコースがあります。医療従事者でない方にはハートセイバーコースやファミリー&フレンズコースをお勧めしています。
※下記のテキストをクリックすると、コースの詳細を記した画面に移行します。
BLSはBasic Life Supportの略語で、一次救命処置に相当します。意識のない傷病者を発見した場合、すぐに救急通報し、心肺蘇生を開始します。AEDが入手できれば、速やかにAEDの音声メッセージにしたがって、必要があれば電気ショックを行います。
このような蘇生処置を、成人・小児・乳児について学習します。
ACLSはAdvanced Cardiovascular Life Suportの略語で二次救命処置に相当します。病院内スタッフあるいは救急救命士は胸骨圧迫や除細動以外に気道管理や薬剤の投与など、様々な蘇生処置を行います。また自己心拍が再開した場合は、速やかに蘇生後処置に移行する必要があります。
このコースでは成人の二次救命処置について学習します。
実際の救命の現場では、何が心停止の原因となっているかを鑑別しながら、適切な蘇生処置を行っていきます。
このコースは蘇生現場での経験豊富な医師や看護師(Experienced Provider, EP)を対象にEPサーベイの概念を学習し、ディスカッションを行っていきます。
主に成人の一次救命処置につい学習するコースで、医療従事者でなくても受講が可能です。蘇生を行う機会が少ない医療従事者にもお勧めします。
胸骨圧迫や人工呼吸の方法、AEDの使用方法について学習します。
JCS-ITC Kyushu
JCS-ITC Kyushu
JCS-ITC Kyushu
一緒に活動しませんか?
各コースではお手伝いいただけるスタッフを募集しています。 スタッフの要件は該当するコースのプロバイダー(有効期限内の修了証を有すること)であることです。 コースのお手伝いを兼ねて、復習にきてみませんか? 他の団体でAHAコースを受講されたプロバイダーでも参加可能です。 参加を希望される場合は、各コースごとのコースディレクター(開催責任者)に下記フォームからお申し込みください。
JCS-ITC九州支部のメーリングリストに登録しませんか?
講習会の開催情報や蘇生に関するトピックスなどをお伝えしています。
もちろん無料ですし、自由に退会も出来ます。
※このメーリングリストはfreeml by GMOを利用しています。
We are waiting for you
心肺蘇生法講習会についてのお問い合わせは下記の連絡先へお願いします。 受講申し込み後のキャンセルも、必ずご連絡ください。
〒849-8501 佐賀市鍋島五丁目1番1号佐賀大学医学部 循環器内科医局秘書 吉田 優子
〒860-0811 熊本市中央区本荘5丁目16-10熊本市医師会 熊本地域医療センター循環器内科 平井 信孝
日本循環器学会九州支部事務局医局秘書 吉田 優子080-3904-2364
熊本市医師会 熊本地域医療センター循環器内科 平井 信孝096-363-3311